空調が必要な収納物
本やアルバム・書類といった紙類、衣服・寝具・カーペット・カーテンといった布製品、一時的に使わなくなった電化製品、などを預ける際には空調設備有りの施設の方が良いでしょう。
空調設備が十分では無いレンタル収納スペースの場合、立地や建物の気密性などの条件によってはカビや材質劣化といったトラブルに遭遇するかもしれません。
一般的にはやはり屋外型よりも屋内型の方が温度や湿度は安定しているでしょう。
特に湿度に弱い紙
特に紙は湿度に敏感なため湿度管理が不安定だと「波打ち」や「おちょこ」といった変形が起こることがあります。
このため紙を専門に保存する書庫などの場合には、摂氏20度から25度、湿度50%から60%前後での保存が理想と言われています。
空調管理のしっかりとしたトランクルームを利用するか、ご家庭での収納と同様に収納箱に市販の除湿シートや除湿剤を組み合わせる事で、
しまっていた本を取り出してみたらがっかり、という事故を防ぎましょう。
電化製品と湿度
電化製品の主要部分は金属製のため、こちらも湿度が敵となります。
高湿度や結露はサビの原因になり、急激な温度変化も故障の一因になります。
特にパソコンをはじめとする精密機器は多くの部品から作られているため、環境変化に弱い部品が含まれている可能性も高く、特に注意が必要です。
また壊れた場合の備えとしてメーカーによる保証書なども事前に確認しておいた方が良いでしょう。