【2018年版】関西エリアのトランクルーム市場【トランクルームプレス/TRUNKROOM PRESS】

■関西はどのくらいトランクルームが建てられているか？

平成30年の総務省の住民基本台帳によれば、日本の総世帯数は約5,800万世帯になります。
一方、日本全国のトランクルームは約11,500施設あるとみられています。

仮に施設数を世帯数で割ると、約0.02%になります。
これは、日本にはおよそ5,000世帯に1施設のトランクルームがある指数になります。

この全国指数（0.02%）を100%とした時に関西の各2府1県の比率を比べてみたグラフが下記になります。

図1-「1世帯あたりのトランクルーム施設数」

関西は全国平均と比べ、1世帯あたりのトランクルーム施設数の比率は低く、トランクルームの建築は緩やかな傾向がみられました。特に兵庫県が１世帯当たり施設数は低く、全国平均100％と比べ66%と、とても低い傾向がみられました。

LIFULLトランクルームに掲載された関西（大阪、京都、兵庫）の屋内・屋外トランクルームは1,247施設ございました。（2018年３月時点）
関西エリアの屋内・屋外比率は、屋内型が多く52%、屋外は48%でした。

屋内型の52%のうち、一番は大阪府が占めており30.5%でした。次点は兵庫県で12.3%、京都府は9.1%でした。屋内型が多いエリアは大阪市で、24区の中でも北区、中央区、淀川区、西区が上位のエリアになっております。

一方、屋外型も順位は屋内型と同様に一番は大阪府で27.5%でした。次点は兵庫県の14.0%、京都府は6.6%でした。屋外型が多いエリアは兵庫県の姫路市、尼崎市、大阪府の枚方市、東大阪市、茨木市が上位のエリアになっております。

■関西の施設数と問合せ前年同月比（2018年3月）

各2府1県の施設数と問い合わせ昨対比率データです。問合せは各運営会社様の掲載状況や稼働状況によって変化致しますのであくまで参考値としてお考えください。

LIFULLトランクルームに掲載された関西（大阪、京都、兵庫）の屋内・屋外トランクルームは大阪が723施設あり、近畿圏で施設が一番集中しているエリアとなっております。

尚、大阪は前年同月比の増加率でも施設数が約125%増、反響が約120%増と、近畿圏の中でも増加率の高いエリアとなっております。（2018年３月時点）