窃盗の認知

窃盗総数が110.325件発生している現状の中、バイクの窃盗は3.045件も発生しております。
窃盗別においては1番めが自転車窃盗ですが、バイク窃盗は5番目に多いです。

また月別においては3月が一番多く、次に5月、12月が続きます。引越し時期等を狙っているのでしょうか。

さらに窃盗されやすい時間帯は、通勤等で一番忙しい時間帯の朝6~8時頃が一番多いようです。
次いで、朝8~10時、夜22~24時の順です。意外にも人通りの多い時間帯を狙っているようです。
バイクについての知っておいてお得な情報をまとめてみました。

都道府県別バイク保有台数【全国平均76,843台】

1位 東京都 479,901台
2位 神奈川県 304,796台
3位 大阪府 235,710台
4位 愛知県 201,365台
5位 埼玉県 195,508台
7位 兵庫県 157,743台
8位 福岡県 145,914台
9位 千葉県 141,960台
10位 北海道 138,065台

※自動車検査登録情報協会「都道府県別・車種別自動車保有台数(平成26年3月末)」

都道府県別二輪免許所持率【全国平均2.54%】

1位 東京都 4.17%
2位 神奈川県 3.54%
3位 静岡県 3.44%
4位 沖縄県 3.39%
5位 栃木県 3.34%
6位 山梨県 3.27%
7位 群馬県 3.09%
8位 長野県 3.04%
9位 京都府 2.83%
10位 福岡県 2.82%

※年輪 様より

都道府県別二輪車盗難件数【全国平均1265台】

1位 大阪府 7,648件
2位 福岡県 6,399件
3位 神奈川県 5,838件
4位 東京都 5,023件
5位 兵庫県 4,889件
6位 埼玉県 4,096件
7位 愛知県 3,366件
8位 千葉県 3,051件
9位 京都府 2,219件
10位 茨城県 1,624件

※警視庁「平成25年の犯罪情勢」

都道府県別のバイク事情

全国的に見ても、関東・関西の大都市を中心に、バイクの盗難台数が高くなっています。これは他の地方・県よりも人が多く集まり、バイクの台数も多いことが関係していると思われます。東京都はバイク保有台数が多い割に盗難件数が少ないようで、逆に福岡県は保有台数に対して盗難件数が多いようです。

大阪府内では免許所持率に対し盗難車件数が多いですが、数年前から盗難車の「海外転売を目的とした窃盗」が頻繁に確認されています。このことが突出盗難件数につながっています。発生している場所の約3割が駐車場となっています。この駐車場とは自宅駐車場以外の場所で、例えば青空パーキングや店舗の駐車場などです。

また2割は道路での窃盗が多いですが、停車中であったり放置してあるバイクなどが被害にあっています。また共同住宅や戸建て住宅の敷地内や駐車場に停車してあるバイクも、被害の対象となっています。

2019年 06月23日