どのサイズを借りればいいの?ポイントは「空間」も利用すること

トランクルームの利用を検討する際、実際にどのくらいの大きさのものを借りれば良いのか気になりますよね。いざ借りてみたら小さくて入りきらない…ということも、大きすぎて賃料がむだになってしまう…ということも避けたいもの。トランクルームへの収納は、広さだけでなく「高さ=空間」も考慮して考える必要があります。クローゼットや納戸と同じイメージです。物によっては荷物を天井いっぱいまで積み上げることができるので、一見狭そうに見えても実はかなりの容量があるかもしれません。今回は、収納量の目安をご紹介します。

トランクルームの広さと収納量の目安

トランクルームの広さの表記は運営会社によって異なりますが、一般的にはタタミの畳数で表記している場合が多いです。以下は、畳数と面積、収納量の目安一覧です。

畳数平米(目安)現在の住まい用途(家財道具)
0.5畳0.8㎡1R~1DKにお住いの方衣料ケースやダンボール、小物や書籍など身の回りの物の保管に。家具や家電の収納には向いていません。
1畳1.6㎡1R~1DKにお住いの方荷物が少ない一人暮らしの方に。布団、洗濯機、冷蔵庫、テレビ、電子レンジ、ダンボール約10個
1.5畳2.4㎡1R~1DKにお住いの方荷物が多めの単身者の方向け。ベッド、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、テレビ等の基本的な家具家電。棚や衣装ケース、ダンボール約10個
2畳3.2㎡1LDK~2DKにお住まいの方カップルや二人世帯の荷物に。ダブルベッド、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、テレビ、棚などに加えて、自転車、ダンボール約20個
3畳4.8㎡1LDK~2DKにお住まいの方3人以上のファミリー世帯向け。ダブルベッド、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、テレビ、棚、ダイニングテーブル、ソファ、ダンボール約20個
5畳8㎡2LDK以上にお住いの方大家族または荷物の多いご家庭に。ダブルベッド、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、テレビ、棚、洋服タンス、食器棚、石油ファンヒータ、ダンボール約20個

※収納量の例はいずれも目安です。荷物の大きさによっても変動しますまた、屋外型のコンテナの場合は8畳(約12.94m2)などさらに大きいものもあります。

詰め込み過ぎはNG!空間をうまく使うポイント

平面ではなく空間をうまく利用するとたくさん収納することができますが、闇雲に詰め込みすぎると、出し入れが億劫になったり庫内の湿気が溜まりやすくなります。少しスペースの余裕を持っておくと良いでしょう。使用頻度が高いものやすぐに出し入れすることがわかっているものは手前に、しばらく取り出さないものは奥に。また、重い物から順に積むなど、使用頻度や重量を考えながら収納すると後から楽になります。スペースを活用するためには、棚やラックの利用も有効です。キャスターが付いたものを使うと、荷物の出し入れや移動の際に便利ですね。

やはり大事なのは「現地見学」

「0.5畳」「1畳」と表記だけを見るとずいぶん狭いように感じるかもしれませんが、実際にトランクルームの現地を見ると「思ったよりも広いですね」と驚かれる方が多いようです。大まかなサイズは上記の表などを参考にしながら、契約前にはやはり現地を確認しておきましょう。家具家電のおおまかなサイズを測ってから見学すると、検討もスムーズになります。トランクルームのスタッフが荷物に合ったサイズのアドバイスをしてくれる場合もあるので、現地見学の際に質問してみるのも良いでしょう。

2019年 06月23日