目次
1 預けたい物に合わせたトランクルーム選び
└1-1 屋外型トランクルーム
└1-2 屋内型トランクルーム
2 トランクルーム設備について
└2-1 空調設備
└2-2 セキュリティ対策
3 荷物を守るための適切な梱包方法
要約
編集後記
1 預けたい物に合わせたトランクルーム選び
屋外型トランクルームは、コンテナのような独立した収納スペースが屋外に設置されているタイプです。
一方、屋内型トランクルームは、ビルやマンションの一室を区切って収納スペースとして利用するタイプです。
それぞれにメリット・デメリットがあるため、預けたい荷物や自分の用途に合わせたトランクルームを選びましょう。
1-1 屋外型トランクルーム
◎メリット
・広々としたスペースで、大型の荷物や大量の荷物を収納しやすい。
・コンテナに車を横付けできることが多く、大きな荷物の出し入れがスムーズにできる。
・屋内型トランクルームに比べて料金が安いことが多い。
◎デメリット
・温度や湿度の変化の影響を受けやすい。
・セキュリティ面で不安がある場合がある。
*預けるのに適した荷物
アウトドア用品/家具/家電/タイヤ/レジャー用品/バイク など

1-2 屋内型トランクルーム
◎メリット
・温度や湿度が安定しているため、カビ・乾燥から荷物を守り、良好な状態で保管できる。
・セキュリティ対策が充実していることが多い。
◎デメリット
・車で横付けできないケースが多く、荷物の搬入・搬出に手間がかかる。
・屋外型トランクルームに比べて収納スペースが狭く、料金が高いことが多い。
*預けるのに適した荷物
衣類や書籍など、湿気や温度変化に弱い荷物/貴重品/美術品/骨董品 など
2 トランクルーム設備について
荷物を預ける際には、トランクルーム施設の設備も重要なポイントです。
特に空調設備とセキュリティ対策は、荷物を安全に、そして良好な状態で保管するためにも欠かせません。
2-1 空調設備
屋内型トランクルームは外気の影響を受けにくいですが、湿気や乾燥の影響は考える必要があります。品質を保つには空調完備のトランクルームを選びましょう。その際に注意したいのは、以下の3点です。
・24時間稼働しているか
・設定温度
・換気は十分か

室温は適切に保たれていても、換気が十分でなければ、カビやダニが発生します。また、夜間は空調を切ってしまう施設もありますので、24時間稼働かどうか事前に運営会社に確認し、趣味のコレクションなど大切な荷物は、空調設備のしっかりしたトランクルームに預けましょう。
2-2 空調設備
屋内型トランクルームでは下記のようなセキュリティ対策をしている施設が多くみられます。貴重品や高価なものを預ける際は、徹底したセキュリティ対策をしている施設へ預けることをオススメします。
・監視カメラ(トランクルーム敷地内や周辺を24時間監視)
・警備システム(侵入者を検知して警備会社に通報)
・アクセス制限(ICカードや暗証番号による入退室管理)
・セキュリティゲート(不正侵入を防ぐためのゲート)

3 荷物を守るための適切な梱包方法
トランクルームに預けている間、荷物の品質を守るためにも梱包する必要があります。梱包が不十分だと、荷物が破損したり、汚れたりする可能性があるので注意しましょう。
■収納のコツ
・重い荷物は下に、軽い荷物は上に置く。
・隙間なく荷物を詰める。
・頻繁に出し入れする荷物は、手前に置く。
・収納に合わせたラックを入れ、整理してしまう。

■荷物の種類に合わせた梱包方法
・家電
緩衝材で包んで、ダンボールに入れる。購入時に入っていたダンボール箱に入れるのがベスト。
・家具
引き出しの中身を空にする。分解できるものは分解して、それぞれ梱包する。
・衣類
シワと紫外線は大敵。紫外線カットのハンガーで吊り下げるタイプの衣類用収納箱に収納する。量が多い場合は、防虫剤を入れて、衣装ケースへ収納する。
*適切な梱包材
段ボール/プチプチ/ガムテープ/ラップ/布 など
要約
荷物を預ける際の注意点として、預けたい荷物・用途に合わせたトランクルーム選びが重要です。
トランクルームには屋外型と屋内型の2種類があります。屋外型は大型の荷物やバイクなどを収納するのに適しており、料金が安い一方、温度や湿度の変化を受けやすいのがデメリットです。
屋内型は湿気や温度が安定しており、セキュリティ対策も充実していますが、搬入出に手間がかかり、料金が高くなることが多いです。収納する荷物に合わせて選びましょう。
トランクルーム設備について、空調設備とセキュリティ対策は荷物を良好な状態で保管するためにとても重要なポイントです。
特に空調は24時間稼働しているか、換気が十分かを確認しましょう。セキュリティ対策も、監視カメラや警備システム、アクセス制限などがある施設を選ぶことをオススメします。
大切な荷物が破損しないよう、また長期間保管しても問題が起こらないよう梱包にも気を使いましょう。重いものは下に、軽いものは上に配置し、隙間なく詰めることがポイントです。家電や家具は緩衝材で包み、衣類は紫外線カットの収納箱に入れるなど、荷物の種類に合わせて適切に梱包しましょう。
編集後記
この記事では、トランクルームの選び方や設備、荷物を守るための梱包方法など荷物を預ける際の注意点について解説しました。
初めてトランクルームを利用する際、どんな施設を選べば良いか、またどのように荷物を保管すべきか悩むことも多いのではないでしょうか。そんな悩みを少しでも解消できるよう、できる限りわかりやすく、かつ具体的なアドバイスを記述するよう心がけました。
屋外型トランクルームや屋内型トランクルーム、それぞれのメリット・デメリットを理解し、自分の荷物や用途に合わせて、最適なタイプを選ぶことが快適に利用するための第一歩です。
そして、適切な空調・温度管理とセキュリティ対策が施された施設を選ぶことで、貴重品や大切なコレクションまで大切な荷物を安心して保管できます。
荷物を預ける際は梱包も重要です。荷物が傷つかないよう、また汚れやカビから守るために、丁寧に梱包をすることが、荷物を長期間保管する際のポイントとなります。
トランクルームはただの収納場所ではなく、私たちの生活をサポートしてくれる大切なスペースです。自分の荷物を安全に保管し、生活空間を広げるための選択肢として、ぜひ参考にしていただければと思います。

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更新日:2024/12/12
2019年 06月23日