目次

1 見せる収納とは?
2 隠す収納とは?
3 快適シンプルな収納アイディア
要約
編集後記

収納には、「見せる収納」と「隠す収納」があるのをご存知ですか。例えば、かばんや帽子、本や小物などをあえて見えるような箇所に置き、“インテリア”の一部として活用する方法です。
代表的な収納アイテムとしてオープンシェルフやガラスケース、ワイヤーバスケットなどが挙げられます。

この記事では、そんな「見せる収納」と「隠す収納」に関する知識とちょっとしたアイディアをご紹介します。

「見せる収納」と「隠す収納」 シンプルでお洒落な収納アイディア

1 見せる収納とは?

収納物をあえて見せることで、インテリアの一部として活用するスタイルのことを「見せる収納」といいます。引き出しや扉のない収納家具は、見せる収納としておしゃれなイメージがありますよね。何がどこにあるか一目で分かり、引き出しの開け閉めをする必要がないので片付けもスムーズに行えます。

■メリット
・お気に入りのアイテムやコレクションを飾ることで、インテリアとして楽しむことができる
・どこに何があるか一目でわかるため、取り出しやすく、探す手間が省ける
・収納スペースが限られている場合、壁面やデッドスペースを有効活用できる

ただし、常に整理整頓を心掛けていなければ、見た目が悪くなり、生活感が出てしまいます。また物の色合いやジャンルによって雰囲気が変わるため、統一感がないとお部屋のインテリア性も損なわれてしまいます。

また、物が棚などの上に置かれているだけなので、どうしてもホコリが付着しやすいというデメリットがあります。
ホコリが付着するのを防ぐためにこまめない掃除をし、ホコリが付かないよう対策することが必要です。掃除の手間を減らしたい場合、ガラスのケースなどクリアな素材を活用することで、インテリアを楽しみながらホコリなどの付着を防ぐことができます。

「見せる収納」と「隠す収納」 シンプルでお洒落な収納アイディア

2 隠す収納とは?

収納物を扉や引き出しなどで隠すことで、見た目をすっきりさせるスタイルのことを「隠す収納」といいます。生活感を抑えたシンプルな部屋に見せることができ、また、ホコリや汚れが付きにくいというメリットもあります。

■メリット
・部屋全体をすっきりとした印象に保つことができる
・ホコリや汚れを防ぐことができる
・来客時など急な片付けにも対応できる

注意点として、どこに何を入れたかを把握しておく必要があり、また収納箇所が大きいほど奥に入れた物を取り出すのが大変になります。また隠せる収納は家具の大きさによっては圧迫感を与えるため、スペースが全体的に狭く感じるケースもあります。少しでも圧迫感を減らす場合、収納付きのソファやダイニングチェアなど複数の活用方法がある家具を利用することで、少しでも収納箇所を増やすことができます。

「見せる収納」と「隠す収納」 シンプルでお洒落な収納アイディア

3 快適シンプルな収納アイディア

収納スペースを有効活用するためには、あえて「余白」を残すことも収納アイディアの1つです。収納棚のスペースいっぱいに物を入れてしまうとごちゃごちゃとした印象になりますし、物の出し入れもしにくくなります。
そのため、収納スペースに対して、7~8割程度の物の量に抑えるのがオススメです。

■「押入れ」の収納アイディア
使用頻度の低い物を、つい押入れの奥に詰め込んでしまっていませんか?奥に入れてしまうといざ必要な時に取り出しにくくなってしまいますし、収納したことも忘れてしまうかもしれません。押入れの場合、「奥」に入れる物と「手前」に入れる物で分けないことが大切です。

押入れには、プラスチックの衣装ケースを入れてみましょう。押入れの奥行サイズにピッタリ合わせたものがオススメです。衣装ケースの中であれば、「奥」と「手前」で仕切っても出し入れに支障はあまりなく、分かりやすいですよね。湿気を防止できる材質の仕切りもありますので、ぜひ使用してみてください。

■「クローゼット」の収納アイディア
衣類を掛けている下の部分はスペースが余り、デッドスペースになりがちです。衣装ケースやプラスチックのケースを置くのも良いですが、100円ショップなどでも買える「かご」を置いておくのもオススメです。ストールやベルトなどの小物を丸めたり揃えたりして収納しましょう。引き出しに入れてしまうと、押し込みがちになるので、毎日使うスペースはお洒落に、かつシンプル収納を心がけましょう。

「見せる収納」と「隠す収納」 シンプルでお洒落な収納アイディア

部屋が散らかるのは一瞬ですが、片付けるのも短時間で済ませたいですよね。そんな時には、押し込んでしまう収納よりも、見せても隠せても良い収納術を身につけておくことで急な来客にも対応できます。

シンプルでお洒落な収納とインテリアを活かした整理で、くつろぎの時間とスペースを広げましょう。

要約

収納には「見せる収納」と「隠す収納」があります。「見せる収納」は、収納物をあえて見せることで、インテリアの一部として活用するスタイルのことをいい、引き出しや扉のない収納家具を活用する際は置く物の種類や色味の統一感を意識することが重要です。また常に整理整頓を心掛けましょう。ホコリが付着しやすいというデメリットもありますが、ガラスのケースなどで対策もできます。

「隠す収納」は、収納物を扉や引き出しなどで隠すことで、見た目をすっきりさせるスタイルのことをいい、扉や引き出しのある家具に物を収納することで生活感を抑えたシンプルな部屋に見せることができます。注意点としてどこに何をしまったかを把握しておくことが重要で、かつ家具の大きさによっては圧迫感を与えるため、スペースが全体的に狭く感じるケースもあります。対策として収納付きのソファやダイニングチェアなどを活用することで、収納箇所を増やすことができます。

収納スペースを有効活用するためには「余白」を残すことも収納アイディアの1つです。収納スペースに対して、7~8割程度の物を収納するよう心がけましょう。

押入れの収納アイディアとして、プラスチックの衣装ケースを置き、その中で使用頻度の低い物と高い物の仕切りを作れば物の管理がしやすくなります。
クローゼットでは、衣類を掛けている下の部分が余りがちです。衣装ケースも良いですが、お洒落な「かご」を置き、ストールやベルトなどの小物を丸めたり揃えたりして収納するのをおすすめします。

押し込んでしまいがちな物も、あえて見せる収納を利用することで片付けの時間も短縮できます。シンプルでお洒落な収納とインテリアを活かした整理で、くつろぎの時間とスペースを広げましょう。

編集後記

今回は、「見せる収納」と「隠す収納」に関する知識と収納アイディアをご紹介しました。

「収納」とは、ただ物をしまうという単純なことだと思っていましたが、あえて見せるという選択肢があることを知りました。使用頻度の高い物をあえてしまわずに見せておけば、出し入れの手間もなくなりますしお部屋の雰囲気もお洒落になりそうですね。しかし、ホコリが付着しやすいというデメリットがありますので、掃除の頻度は増えてしまいそうです。

隠す収納では、普段目に見えない分収納した物の行方が分からなくなりがちです。どこに何を収納しているのかしっかりと把握し、定期的に整理することも大切だと感じました。

収納スペースを有効活用するためにあえて余白を残すことは慣れるまでは難しいかもしれませんが、少し意識するだけで、物をぎゅうぎゅうに詰めこむことがなくなるのではないでしょうか?徐々に見た目もスッキリしていくはずなので、ぜひ心がけてみてくださいね。

押入れの収納アイディアでは、押入れの中に衣装ケースを置くことをご紹介しました。押入れ用の衣装ケースも多く販売されているようなので、ぜひ自分のお部屋に合うものを探してみてください。
押し込む収納だけでなく、あえて見せることでお洒落かつ片付けの時間も短縮できますね。

この記事を読んで、皆さまの収納に関する知識が広がり、収納スペースの活用の手助けになれば嬉しいです。

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更新日:2025/02/27

2019年 06月23日