いろいろなものをしまっておけるトランクルーム。サイズさえ問題なければ、なんでも保管できると思っている方もいるのではないでしょうか?
しかし、じつはトランクルームに保管してはいけないものがあったり、保管の際にちょっとした注意が必要なものがあったりするのです。
事業者とのトラブルや、預けた品が保管中に汚損・破損することを避けるために、注意したいポイントをご紹介します。
トランクルームに収納できない品物
常識的に「収納はダメだろうな」と思う品物もありますが、確認する意味でもチェックしてみてください。
- 動物や植物などの生物
- 可燃物(アルコール、シンナー、火薬、塗料、ペンキなど)や危険物、産業廃棄物
※各社によって異なるため要確認 - 腐敗するものや悪臭が強いもの
- 法律により所持を禁止されている物(公序良俗に反する品)
- 現金や貴金属、貴重品
- その他人身や財産、生活等に危害を及ぼす可能性のある物品
とくに、トランクルームそのものや、他の利用者の荷物に損害を与える可能性があるものは要注意です。場合によっては、損害賠償請求をされてしまうリスクもあります。
トランクルーム収納時のポイント
いざ使おうと取り出した品物が、壊れて使えなくなってしまっていたら、トランクルームを利用した意味がないですよね。
そんなことが起きないように、預けた品物をトラブルから守る方法をご紹介します。
乾燥剤が必須の品物
屋内外問わず、空調設備の状態が良くない可能性があるので長期で保管するなら「乾燥剤」が必須です。
衣替えで衣類を預ける場合や布団・座布団を保管する場合は、水分をしっかりとってから収納しましょう。洗濯や乾燥をしっかりしておかないと保管中にカビてしまって、衣類や布団がダメになってしまいます。
更に屋外型コンテナを利用する場合は、コンテナ内が高温になってしまう可能性がありますので、乾燥剤や防虫剤は、衣類や布団に直接触れるように置いてはいけません。乾燥剤が高温で化学変化を起こし、衣類を汚してしまう可能性があります。蓋の裏などにつけておくと良いですね。
バッテリー・充電池が入っている品物
バッテリーや充電池は、放置しておくだけでも自然に放電をしています。そのため、それらが入った品物をトランクルームに長期間預けていると、いつの間にか充電が空になってしまいます。
取り出してすぐには使えず、再充電の時間が必要なことに注意しましょう。
灯油、要注意!
石油ストーブや石油ファンヒーターなどの商品は、必ず灯油を抜いて空にしてから保管してください。燃料が残っていると、火災の原因になりかねません。
また、ホコリを被ってしまうと取り出したときの掃除が大変ですし、壊れる原因にもなってしまうので、空き箱にしまってから収納すると安心です。
人形や兜など、注意!
雛人形・五月人形・日本人形などを収納するときは、人形専用の防虫剤を入れましょう。しまう前に綺麗に拭いてあげると、カビや劣化の予防に鳴りますし、また飾る際に気分も良いですよね。
お人形が破損しないように、箱の中が動かないように梱包をしておくとベストです。
おわりに
ちょっとしたことですが、一手間を掛けることで大切な品物が長持ちします。
つまらないトラブルにあって後悔しないよう、今回ご紹介した注意点を意識していただければ幸いです。
2019年 06月23日