いろいろなものをしまっておけるトランクルーム。サイズさえ問題なければ、なんでも保管できると思っている方もいるのではないでしょうか?

しかし、じつはトランクルームに保管してはいけないものがあったり、保管の際にちょっとした注意が必要なものがあったりするのです。

事業者とのトラブルや、預けた品が保管中に汚損・破損することを避けるために、注意したいポイントをご紹介します。

トランクルームに預けられない6つの品物&収納時に注意すべき4つのポイント

トランクルームに収納できない品物

常識的に「収納はダメだろうな」と思う品物もありますが、確認する意味でもチェックしてみてください。

  • 動物や植物などの生物
  • 可燃物(アルコール、シンナー、火薬、塗料、ペンキなど)や危険物、産業廃棄物
    ※各社によって異なるため要確認
  • 腐敗するものや悪臭が強いもの
  • 法律により所持を禁止されている物(公序良俗に反する品)
  • 現金や貴金属、貴重品
  • その他人身や財産、生活等に危害を及ぼす可能性のある物品

とくに、トランクルームそのものや、他の利用者の荷物に損害を与える可能性があるものは要注意です。場合によっては、損害賠償請求をされてしまうリスクもあります。

トランクルームに収納できない品物

トランクルーム収納時のポイント

いざ使おうと取り出した品物が、壊れて使えなくなってしまっていたら、トランクルームを利用した意味がないですよね。
そんなことが起きないように、預けた品物をトラブルから守る方法をご紹介します。

乾燥剤が必須の品物

屋内外問わず、空調設備の状態が良くない可能性があるので長期で保管するなら「乾燥剤」が必須です。
衣替えで衣類を預ける場合や布団・座布団を保管する場合は、水分をしっかりとってから収納しましょう。洗濯や乾燥をしっかりしておかないと保管中にカビてしまって、衣類や布団がダメになってしまいます。

更に屋外型コンテナを利用する場合は、コンテナ内が高温になってしまう可能性がありますので、乾燥剤や防虫剤は、衣類や布団に直接触れるように置いてはいけません。乾燥剤が高温で化学変化を起こし、衣類を汚してしまう可能性があります。蓋の裏などにつけておくと良いですね。

バッテリー・充電池が入っている品物

バッテリーや充電池は、放置しておくだけでも自然に放電をしています。そのため、それらが入った品物をトランクルームに長期間預けていると、いつの間にか充電が空になってしまいます。
取り出してすぐには使えず、再充電の時間が必要なことに注意しましょう。

トランクルーム収納時のポイント
灯油、要注意!

石油ストーブや石油ファンヒーターなどの商品は、必ず灯油を抜いて空にしてから保管してください。燃料が残っていると、火災の原因になりかねません。
また、ホコリを被ってしまうと取り出したときの掃除が大変ですし、壊れる原因にもなってしまうので、空き箱にしまってから収納すると安心です。

人形や兜など、注意!

雛人形・五月人形・日本人形などを収納するときは、人形専用の防虫剤を入れましょう。しまう前に綺麗に拭いてあげると、カビや劣化の予防に鳴りますし、また飾る際に気分も良いですよね。
お人形が破損しないように、箱の中が動かないように梱包をしておくとベストです。

トランクルーム収納時のポイント

おわりに

ちょっとしたことですが、一手間を掛けることで大切な品物が長持ちします。
つまらないトラブルにあって後悔しないよう、今回ご紹介した注意点を意識していただければ幸いです。

2019年 06月23日