バイクって、ちょっとしたお出かけやツーリングなんかには最適な乗り物ですが、その愛車の管理、どうされてますか?マンションの駐輪場もいいですが、いたずらや盗難、雨風などにさらされると心配ですよね。

そんなとき使えるのが、レンタルのバイクガレージ。鍵もついており盗難やいたずらの心配もなし。密閉式ですから雨風もしっかりしのげます。今回は、最新のレンタルバイクガレージ事情を紹介するとともに、バイクガレージの活用法などについても紹介します。

愛車を完璧かつ快適に収納!バイクガレージ活用法

屋外のトランクルームはバイク収納としても使える

最近、空き地の有効活用法として注目されているのが、トランクルーム。郊外の幹線道路沿いには、数多くのトランクルームがあります。郊外のトランクルームは、輸送用のコンテナに扉に換気口を設けて、トランクルームとして転用しています。

そんなトランクルームですが、バイクを収納することも可能です。トランクルーム会社では、中に入れられないものをあらかじめ決めていますが、バイクはその対象となっていないことがほとんど。他の荷物を入れてまだ余裕があれば、当然バイクを入れても全く問題はありません。

ただし、いくつか注意点もあります。まずは「入るかどうか」。間口が狭いトランクルームですと、大型バイクなどはハンドルが引っかかって入らない可能性があります。次に「段差」。屋外のトランクルームの入口と地面には、段差があるのが普通です。大型バイクだと段差を越えにくいので、スロープが必須です。そして「汚れや傷」も注意。バイクをそのまま乗り入れると、床に傷や汚れがつく恐れがあるため、床面にゴムマットなどを敷く必要があります。

バイク専用ガレージはバイク収納に最適

最近ではトランクルーム需要も増しており、バイクを入れるのに手ごろなサイズのトランクルームは、空きを見つけるもの簡単ではありません。都心部では、バイクの駐輪事情も決して良くなく、駐輪場の少なさ、駐輪環境の悪さなども問題です。そこに目を付けたトランクルーム業者が、最近になって続々とバイク専用ガレージを設けています。

バイク専用ガレージは、あくまでもメインはバイク収納で、余ったスペースに荷物も収納できるというコンセプトです。ですので、バイクの収納環境はかなり整備されており、はじめから収納にスロープがセットになっています。しかも、スロープ幅が数十センチ~1メートルありますから、大型バイクの出し入れも苦になりません。

セキュリティも万全。バイク専用ガレージはシャッタータイプの扉が多いのですが、シャッターに錠前がくっつけられるようになっていて、盗難防止バーがついているものも。内部の壁面や床面には、ロックできるような穴も設けられています。ここに自分で用意したワイヤーロックや南京錠を付ければ、バイクの転倒防止にも役立つほか、盗難防止にも有効です。

内部も快適な環境です。ガレージの奥には、ちょっとした棚が設置されています。この棚は、バイクのヘルメットやグローブ、ウェアやちょっとした工具を収納するのにちょうどいいスペースです。もちろん、バイクとは関係ない荷物を入れても問題ありません。床にゴムマットがあらかじめ敷いてあるガレージも多く、換気口ももちろんあります。

バイク専用ガレージはバイク収納に最適

至れり尽くせり!最新バイクガレージ事情

バイク専用ガレージは、ただバイクを収納するだけのスペースではありません。最近のバイク専用ガレージの中には、洗車スペースを完備しているところもあります。愛車はきれいにしたいけど、マンションには洗車スペースがないとお困りの方も多いでしょう。バイクスペースに併設されている洗車スペースで、高圧洗浄機などを使って愛車をピカピカにしませんか。

バイク専用ガレージには、「駐車スペース」も設けられています。「バイクに乗るのに車を使うの?」と疑問に思う方もいるでしょう。普段は車を使用しているけど、週末だけツーリングをしたいライダーは結構います。週末になると、車でバイク専用ガレージを訪れてバイクでツーリング、帰った来たら車に乗り換えて帰宅というパターンもあるんです。

通常、トランクルームやバイク専用ガレージ内にはコンセントがないのですが、中にはAC電源を使えるガレージもあります。利用規約で内部での作業が認められているガレージならば、ガレージ内で愛車の整備も心置きなくできますね。AC電源を使って、スマートフォンや工具の充電などももちろんできますよ。

まとめ

いかがでしょうか?トランクルームの荷物の中でも、人気の高いバイク専用ガレージですが、特別な注意点もあります。「大型バイクを一人で出し入れできるか」「切り返しをするための広さは十分か」を確認するため、実際にバイクを持ってきて試してもらうトランクルーム業者もあります。バイク専用ガレージの選び方もいろいろです。バイク仲間と一緒に収納したいのであれば、バイク専用ガレージではなく、あえて大きな一般の収納コンテナをシェアするのもありです。

2019年 06月23日