目次

1 一般的なトランクルームのセキュリティについて
2 万が一盗難・天災などの被害にあってしまったら
3 トランクルーム利用中のトラブルを回避しよう
要約
編集後記
トランクルームに荷物を預ける際の注意点まとめ

トランクルームは、自宅やオフィスに置けない荷物を保管するのにとても便利なサービスです。
大切な荷物を預ける以上、安全性や利用時の注意点についてしっかりと理解しておきましょう。

1 一般的なトランクルームのセキュリティについて

トランクルームを利用する際は、保管方法だけでなく、セキュリティ面のチェックも重要です。トランクルームは一般的に部屋ごとに南京錠やダイヤル式の鍵がついていますが、利用者自身で鍵を準備しなければいけないところもあります。また部屋だけでなく、建物や敷地内のセキュリティも施設や運営会社によって異なることから、気になる施設がどのようなセキュリティになっているかを事前に把握することが大切な荷物を安心して預けられる指標の一つになると思います。

トランクルームに荷物を預ける際の注意点まとめ

・屋外型トランクルーム
敷地内に監視カメラが設置されているケースは多いですが、毎日警備員やスタッフが巡回はしているケースは少なく、清掃のタイミングで巡回(1~2週間ごと)に来るケースが一般的です。そのため巡回のタイミングが多ければ、その分の安心できるポイントと言えるでしょう。

屋内型トランクルームと違い、敷地内は自由に出入りができるため、部屋がどのように施錠されるかがセキュリティでもっとも確認しておくべき箇所になります。また敷地内の「明るさ」と「近隣の状況」を確認しておくことも重要なポイントです。敷地内が明るければ、夜間での出し入れも安心でき、また近隣に24時間営業している施設があることで、人の目も多いことから安心できるポイントになるかと思います。

・屋内型トランクルーム
屋外型トランクルームと違い、施設に入るところからセキュリティがあるケースが多いです。入館方法として専用の鍵やセキュリティカード、最近ではアプリや交通系ICなどによる入退室ができる施設も増えてきています。また屋内外問わずトランクルームは無人運営が一般的ではありますが、有人管理による施設といったさらに安心できる施設もあります。

屋外型トランクルームと同じく、定期的な警備員やスタッフによる巡回のほか、エレベーターでの移動時、自分の利用階のみ止まるようになっている場合など様々です。施設内外の監視カメラや警備会社による防犯システムなど屋外型トランクルームよりもさらに厳しいセキュリティが導入されているケースが多いです。

他にもカフェやコインランドリー、コワーキングスペースなどと併設しているトランクルームなどもありますので、自分の預ける大切な荷物に合わせ、セキュリティ面も気にしてみるのも一つかと思います。

2 万が一盗難・天災などの被害にあってしまったら

トランクルームに荷物を預ける際の注意点まとめ

いくら気を付けていても、盗難にあったり、天災で預けていた荷物が破損してしまう可能性もゼロではありません。万が一、盗難被害にあってしまった場合はすぐに警察へ被害届を提出、そしてトランクルーム運営会社へ連絡をしましょう。

最近では火災保険や盗難保険に加入しているトランクルーム運営会社が増えているようですが、事前に保険の有無、補償の対象範囲、限度額などを確認しておきましょう。もし保険加入がない場合は、個人で保険契約をしておくと安心です。

3 トランクルーム利用中のトラブルを回避しよう

トランクルーム利用時の禁止事項や収納できない荷物など、事前に把握しておくことで契約後のトラブルを回避できます。契約の際は、まず契約書・規約・注意事項など必要な書類を必ず目を通しておきましょう。不明点があれば都度トランクルーム運営会社に確認し、契約内容をよく理解することが大切です。

■トランクルームの一般的な禁止事項

トランクルームに荷物を預ける際の注意点まとめ

下記のように、近隣住民や他のトランクルーム利用者の迷惑となる行為は禁止されています。

・敷地内、部屋内での喫煙
・ペット同伴での入館
・部屋内でのペット飼育
・騒音のでる行為
・宿泊
・発火性を有するもの(ガソリン・石油など)、その他危険物の保管
・異臭のするものの保管
・薬物などの違法な物品の保管
etc.

禁止事項はありますが、トランクルームの利用方法は多様化しており、趣味の品物を預けた場合、そのスペース内でメンテナンスを行いたいという要望もあることなどから、トランクルームとは異なりますが滞在型のガレージなども生まれているようです。じっくりと自分の用途に合う施設を探してみましょう。

要約

トランクルームは、家やオフィスに収まりきらない荷物を保管するのに非常に便利なサービスです。大切な荷物を預ける以上、安全性や利用時の注意点をしっかり理解しておきましょう。

屋外型トランクルームは巡回が少なく、部屋の施錠が重要です。また明るい敷地や人通りの多い場所を選びましょう。一方、屋内型トランクルームは入館に鍵やカードが必要で、有人管理の施設もあります。 エレベーターの階制限や監視カメラなど、セキュリティ対策が充実しています。カフェ併設など付加価値のある施設もあります。預ける荷物に合わせて、適切なセキュリティレベルのトランクルームを選ぶようにしましょう。

万が一、盗難や天災などの被害に遭ってしまった場合は、速やかに警察に被害届を提出するとともに、トランクルーム運営会社にも連絡をしましょう。近年では、火災保険や盗難保険に加入している運営会社が増えてきています。契約前に、保険の有無や補償内容、限度額などを確認しておきましょう。もし運営会社が保険に加入していない場合は、個人で保険契約を結んでおくことも検討しましょう。

トランクルームを利用する際には、契約書・規約・注意事項など必要な書類には必ず目を通し、不明な点があればトランクルーム運営会社に確認するようにしましょう。トランクルーム利用において、近隣住民や他の利用者の迷惑となる行為は禁止されています。トラブルを回避するためにもルールを守ってトランクルームを利用しましょう。

編集後記

トランクルームは、普段は使わないものや家に入りきらない荷物を収納できる、とても便利なサービスです。ですが、大切な荷物を預ける以上、セキュリティ面での不安や、もしもの時はどうすれば良いか?といった不安もあるかと思います。

トランクルーム利用の際は、どれだけ便利で料金が手頃でも、安心して荷物は預けられるのか、セキュリティ対策はされているか必ず確認しましょう。トランクルームによって、セキュリティの設備は異なります。また、契約前に施設の見学をして、事前に施設周辺の人通りや雰囲気などを見ておくと安心です。

また、盗難や天災など、どんなに気をつけていても予測できない出来事は起こり得ます。その時に冷静に対応できるよう、事前に保険の有無や補償内容を確認しておくことが、自分の大切な荷物を守るための安心材料になりますね。

トランクルームは単なる収納場所ではなく、私たちの生活を支えてくれる大切なパートナーです。利用者一人ひとりが安心して使えるように、この記事がトランクルームを利用する際に少しでも役立つ情報となれば幸いです。

JAPANトランクルーム

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JAPANトランクルーム

更新日:2024/12/25

2019年 06月23日